2013年5月13日月曜日

幸福の追求


私たちは、何かを行ったり、達成したり、作り上げたり.…そうした時にだけ幸せを見つけ、幸せと感じることができると考えています。

しかし、幸福は追い求められているときには現れません。

幸福を達成するための努力は必要ではありません。
幸福はありのままの状態です。
すべてをそのまま、ありのままにするとき、幸福への条件が開かれるのです。
人生には常に、良い時とそうでない時がありますが、人生という偉大なゲームにおいて、気づきを持って観るなら、幸福な瞬間は常に存在しています。例えば、どんよりと曇った日にタンポポを見つけてうれしく思うように。

幸福はすべての人の目の前にあります。しかし、それがそうあってほしいという期待や欲求、夢があるため、しばしば見えないのです

幸福を追求する必要はありません。
それはすでに存在しているのです。
In pursuit of happiness.

We have an idea that when we just get this done or achieved this or made this or .......
Then - and only then - we can find and feel happiness.

But happiness doesn’t show up when being chased.

Happiness requires no effort to achieve. Happiness is a state og being. A condition that is opened for us when we dare to be with everything that is - exactly as it is. When we dare to acknowledge that life will always contain both good days and not so good days, but that in life's great game there will always be moments of happiness when we look with awareness. E.g. being grateful looking at a dandelion on an overcast day.

Happiness is here for everyone, right in front of us. But often we don’t see it because of our expectations, demands and dreams of how it should look in our edition/mindset.

You don't have to go pursuing happiness.
It’s already there.

2013年5月1日水曜日

マインドフルネス瞑想の理解を深めるために


マインドフルス・ストレス逓減法(MBSR)やマインドフルネス認知療法(MBCT)の基礎となっているマインドフルネス瞑想は、「呼吸によって生ずる感覚」を瞑想の対象として、「気づき」と「集中力」を並行して高めていくもので、「アーナーパーナサティ・スッタ」に沿って訓練が進められます。

マインドフルネス瞑想をより深く理解するためにはヴィパッサナー瞑想の知識が必要ですが、ヴィパッサナー瞑想は流派が多いので注意してください。
私が読んだ本の中から、参考文献として、以下の4冊をお薦めします。

1 『マインドフルネス・ストレス逓減法
  J・カバットジン著 春木 豊訳 北大路書房
  何といってもこの本が出発点です。MBSRのプログラムが説明されており、マインドフルネス瞑想の入  
  門書です。


2 『うつのためのマインドフルネス実践』 慢性的な不幸感からの解放
  マーク・ウイリアムズ、ジョン・ティーズデール、ジンデル・シーガル、ジョン・カバットジン著
  越川房子、黒澤麻美訳 星和書店
  2012年11月に発行された、MBCTを自習するための実践書です。CDが付いており、音声ガイドに 
従って瞑想を実践することができます。マインドフルネスの具体的な実践方法がMBSRより詳細に説
明されており、参考になります。

3 『呼吸による癒し』 実践ヴィパッサナー瞑想
  ラリー・ローゼンバーグ著 井上ウィマラ訳 春秋社
  J・カバットジンが序文を書いており、著者を「ダルマ・ブラザース」(法友)と呼んでいます。
  二人は共通の理解に立脚しており、MBSRの理論的な背景に対する理解を深めるのにとても役立ち
ます。

4 『マインドフルネス』 気づきの瞑想
  バンテ・H・グナラタナ著 出村佳子訳 サンガ
  マインドフルネスの実践入門書として、米国で出版以来20年以上にわたり読み継がれているロング

セラーです。ヴィパッサナー瞑想としてのマインドフルネス瞑想がとてもわかりやすく説明されていま
  す。