2014年2月28日金曜日

NLPのディソシエイト・アソシエイト

NLP(Neuro-Linguistic-Programming)は日本語で「神経言語プログラミング」と略されますが、 1970年代に米国で始められた、言語学と心理学を組合わせた実践手法です。NLPはその効果の高さと即効性で評判となり、またたく間に広まりました。

NLPでは、人間は、神経(五感:視覚、嗅覚、触覚、聴覚、味覚)を通して認識した経験が、言語によって意味を与られてプログラム化され、それにしたがって反応をすると考えます。このプログラムの性質が人間の幸・不幸を決定するのです。

NLPでは、自分の体験をまるで他人事のように眺めることを「ディソシエイト」、身体全体で深く体験することを「アソシエイト」と呼び、この2つの能力の高さによって、NLPのスキルの威力の高さが決定されます。
マインドフルネス瞑想の参考になるものと思います。

実習:ディソシエイト・アソシエイト
1 まず、目の前に「映画のスクリーン」をイメージします。
2 かつて「とてもうれしかった時の体験のシーン」を1つ特定します。
3 そのシーンをビデオカメラで誰かに録画してもらったと仮定します(この映像には自分自身が映っています。)
4 そして、その映像を目の前の「映画のスクリーン」に映し出し、まるで他人事のように客観的に見ます。

5 しばらく体験したら、次に、そのスクリーンの中で喜んでいる自分に意識を一致させます。
(自分の意識を、映画のスクリーンの中の自分に移動させ、そのスクリーンの中で喜んでいる自分自身になり切り、その時感じていた感覚や感情を実感します。)
6 しばらく体験したら意識を現在に戻します。

                           (参考: 「NLPの実践手法がわかる本」 山崎啓支)

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