2013年2月3日日曜日

うつ病とストレス


本来、生命の危機にかかわるような「闘うか、逃げるか」という選択を迫られ、大きなストレスが発生すると、扁桃体からの緊急信号により
副腎からコルチゾール(ストレスホルモン)が放出される
副腎からノルアドレナリンが放出される         
③セロトニンの放出が抑制される。 といった反応が起こります。

こうした反応は心理的なストレスの場合も同様に発生します。こうしたストレスが短時間で回避できれば良いのですが、現代社会のように精神的なストレスが長時間にわたって継続するようになると、
①コルチゾールの過剰により、脳内で血の巡りが悪くなりLDPFCや海馬の神経細胞が萎縮して、扁桃体がコントロールできなくなる。
②過剰放出からノルアドレナリンが不足し、意欲なくなり無気力になる。
セロトニンの抑制により、不安感や焦燥感が抑えられなくなる。
といった悪影響が広がってきます。
その結果、体調などその他の原因と相まって、うつ病が発症すると考えられます。

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